こんにちは、不登校経験10年以上のかずのこです。
実は筆者は高校2年生のときに中退しています。
でも、大学には同級生と同じ年に入学しています。
大学に入るには高校卒業資格が必要、なのにどうして現役で入ることができたのか?
答えは「高認」にあります。
高校を中退しても、高校卒業と同程度の資格があれば大学にいけるんですよ!
「高認」とは、高校卒業と同じ意味を持つ資格のこと
「高認」「高卒認定」っていうのは、正式には「高等学校卒業程度認定試験」といいます。
ようするに、試験に合格したら高校を卒業したのと同じ資格を与えるよってことです。
つまり高校を卒業していない人でも、高校を卒業したのと同じことになるわけです。
高校を卒業したのと同じと言うことは、そこから大学入試を受けることもできるようになります。
高卒認定という呼び名は平成17年からのことで、それ以前は「大検」とも呼ばれていましたね。これでも国家試験なんですよ。
で、筆者は高校を中退した”その年”に高認を受けて一発合格しました。
高校を中退したその年に高校卒業と同等の資格を取ったってわけですね(笑)
高認試験は意外とカンタン?
現在ではどういわれているか分かりませんが、10年前の高認試験はそこまで難しくありませんでした。
受かるために本気で勉強したかと言われると、そうでもなかったですね。
高認試験が難しくない理由
高認試験は、センター試験などと比べて合格点がかなり低いです。
40点以上取れたら合格できます。
さらにいえば、基礎部分の問題しか出ないので、ひと通り勉強できればかんたんに通ると思われます。
どうしてそんなにハードルが低いのかというと、高認試験は落とすための試験じゃなくて受かってもらうための試験だからですね。
高認試験の範囲は広くて浅い
試験科目は8科目あり、一部免除されることもあります。
免除次第では1科目だけの試験でOKなんてことも。
試験範囲は広く見えますが、内容は基本ばかりなのでとても浅いのが特徴です。
基本さえ覚えていれば、高校卒業と同程度の資格がもらえます。かなりコスパがいいですね。
でも試験範囲を家でひとりで勉強しようと思ったら、一発で合格するのは難しかったと思います。
独学で勉強しようとしても分からないところがあるし、なにより集中力がもたなかったですね。
筆者が高認試験に一発で合格できたのは、高卒認定予備校に通っていたからです。
「高認」の勉強に最適な「高卒認定予備校」の特徴
高校卒業と同程度の資格は主に2つの取得方法があります。
- 通信制高校に通い、単位を取る
- 高等学校卒業程度認定試験を受け、合格する
通信制高校だと単位を取るために授業に出席しなければ行けませんが、通信制予備校だと完全に自主的に勉強をしにいくことになります。
感覚で言えば、そのまま予備校のような感じですね。
自分の行きたいときに通い、やりたいときに勉強する。
このスタイルが筆者にはとても合っていました。
筆者が通っていた「高卒認定予備校」はどうだったのか?
毎日高校に通えなかった人や、大学に通うために高認を取ろうとする人が通う通信制の学校は、自分たちが思ってるよりも多いです。
筆者が通っていた「第一学院高等学校」というところは、こんな特徴がありました。
- 毎日行く必要はない(自分が行けるときだけ)
- 私服で登校
- 高認試験の科目を学べる
- 先生とマンツーマンの補修が可能
- 「通信制高校」での授業に混ざって勉強できる
不登校だった筆者にとって毎日学校に通わなくてもいいのはこれいじょうないほど楽な場所でした。
もし「毎日通わなきゃダメ」という規則なら、ここでも挫折していたに違いありません。
そして、筆者が「第一学院高等学校」に入ってよかったと思う理由はもうひとつあります。
高卒認定予備校で友達ができた
高卒認定予備校には授業をサボってまったく来なかったり、来てても校舎裏でタバコを吸ってるようなヤツがたくさんいました。
高校に行けなかった人が親に通わせられていることが多いので、そういう人種が集まるのはある意味しょうがないですよね。
だけど、なかにはいいやつがいるもんです。
高認に無事合格し、そのまま大学受験の勉強をしていくなかで、ある数人と友達になりました。
彼らはぼくと同じように不登校などで高校を中退して、第一学院の通信制高校に通っていた同年代。
みんなマイペースで優しく、話があう人たちばかりでした。
彼らと仲良くなったことで学校が楽しくなり、最終的に筆者は毎日予備校へ通えるようになったのです。
友達ができたことで毎日が充実すると、勉強にも力が入って無事大学に合格しました。
最後には肩を並べて、みんなで笑って卒業したのが懐かしいです。
不登校で高校中退をしてしまっても大丈夫!「高認」がありますよ
筆者が不登校で高校を中退しても大学に現役で入れたように、子どもが不登校だったり中退していたりしても諦めるのは早いです。
通信制高校にはカウンセリングもあったし、同じ境遇の人がたくさんいます。
未来に絶望なんてせずに、子どもが楽しく前進できる環境を探してみてください。

って思うじゃないですか?
実は意外と安いんです。
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子どもにも確認をとったうえで、ぜひ一度高卒認定予備校について考えてみてください。